ayateck Local Stories

山形県酒田市の地域おこし協力隊・阿部彩人が、ローカルにある面白いものを、過去から現在そして未来へと続くストーリーを紐解きながらお届けするブログ。

【協力隊日記】山形県酒田市の大沢コミュニティセンターにて勤務開始。大沢地区が無火災3000日で表彰。

どうも、もっけです。山形県酒田市の地域おこし協力隊、阿部彩人(@ayateck)です。

5月1日より出勤していた酒田市・八幡総合支所での研修を終えまして、昨日5月10日から八幡地域・大沢地区の大沢コミュニティセンター(旧・大沢小学校)に勤務開始しております。

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大沢の自宅から勤務地の大沢コミュニティセンターまでは約200m。歩いても2〜3分ぐらいですし、車だと15秒ぐらい。協力隊としての始業時間は朝9時になるのですが、極端な話、8時58分ぐらいに家を出ても間に合います。

旧・大沢小学校の図工室だった部屋が事務室になっております。

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大沢地区が2018年5月5日で無火災3000日を達成しまして、この日は大沢コミュニティセンターにて、大沢コミュニティ振興会と酒田市消防団第19分団が、酒田地区広域行政組合消防本部より表彰されました。

▼大沢コミュニティ振興会の池田昭則会長。

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酒田市消防団第19分団の荒生精一分団長。

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▼左から、大沢コミュニティ振興会の副会長で私の住居の大家さん・後藤正一さん、会長・池田昭則さん、消防団分団長で荒生木材社長の荒生精一さん。

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▼こちらが表彰状です。

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2010年2月15日の小屋火災以降、約8年余りに渡る無火災ということで、酒田地区広域行政組合消防本部が管轄する酒田市遊佐町庄内町では5番目に長い記録とのこと。

▼大沢コミュニティ振興会の池田昭則会長のご挨拶動画(Instagramに飛びます)。

https://www.instagram.com/p/Bil0p0tAoN6/

酒田市の大沢地区が、2018年5月5日で無火災3000日を達成しまして、本日、大沢コミュニティセンターにて酒田地区広域行政組合消防本部と酒田市消防団より表彰されました。大沢コミュニティ振興会の池田会長のご挨拶動画と、表彰の模様の写真です。約8年余りに渡る無火災、素晴らしいです!#酒田

池田会長のご挨拶の内容は以下の通り。

大沢地区は世帯数208戸、人口608人、自治会数12と小規模ではありますがコミュニティ振興会・地区消防団・自治会が連携をとりながら防災活動をしています。
一つ目は4年に1回、地区全戸対象の防災訓練の実施
二つ目は自治会ち消防団が主体となり、火災報知器の設置促進
三つ目は消防団による定期的巡回、点検
四つ目は高齢者対象の消火器使用訓練の実施
最後に自治会における空き家の見守り等です。
これからも防火意識の高揚に努め、更なる無火災記録を続けて行きたいと思います。今後もご指導よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

約8年余りに渡る無火災、素晴らしいですの。
次は、あと1年半ちょっとで無火災10年という表彰になるそうです。

協力隊としての勤務時間は1日6時間で、16時までの勤務。夕方からの時間が自由に使えるのはとても嬉しいです。

勤務終了後、最近4日ほど連続で行っている酒田市安田のあたりにある産直ホワイトハウス

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毎回夕方に行ってるのですが、全品が既に売れてしまっていてまだ購入できておりません。朝早くに今度行ってみようかの〜。

夕方に、漆曽根1区にある実家近くで見えた夕焼け。

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夜は、実家の本家の当主・阿部 優(ゆたか)さんに、農村部の家の呼び名である「屋号」についてお話を伺ってきました。面白いお話が色々聞けましたので、詳しくは後日ブログにまとめます。

ちなみに本家は祖先の初代が惣三郎さんなので、それがなまって「そんざぶろ」という屋号。私の実家は分家なので、分家を意味する「いもぢ」という言葉が付いて、「そんざぶろいもぢ」という屋号です。

そして、優さんが持っていた、酒田市合併村史 第三巻(北平田村、中平田村、東平田村)をお借りしました。

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この資料によると、漆曽根は、弘安年間(西暦1278年〜1288年)に曽根という郷士が興野を開拓して漆の木を植えたことから出来たと言われているそうです。ですので、700年以上に渡る歴史がある集落ということになります。

そのような漆曽根1区の歴史や「屋号」について、ブログにまとめてアップしますのでお楽しみに。

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夜は、大沢の家に帰って、八幡の地酒「麓井」を飲みながら酒田市合併村史を読んで楽しい夜を過ごしておりました。一人酒も、いいもんです。それでは、また。