【協力隊日記】旧・大沢小グラウンドでの苔刈り。大沢コミセンに眠る歴史資源。産直ホワイトハウスと夕焼けと鳥海山。孟宗で作られたメンマを食すなど。
山形県酒田市の地域おこし協力隊、阿部彩人(@ayateck)です。
6月3日には、大沢コミュニティセンター(旧・大沢小学校)のグラウンドで地区運動会が開催されます。
それに向けて、大沢コミュニティ振興会の副会長である後藤正一さんが、グラウンドで「苔刈り」を行っていましたので密着してみました。
▼後藤正一さん(私の自宅の大家さんでもあります)。
苔刈りに使用しているのは、後藤さんが草刈り機を改造して作った「苔刈り機」。
▼試行錯誤の末、下刃を取って、上刃だけで刈るという形で、石を噛みづらい構造にしたそうです。
▼後藤さんから「面白そうだろ?」と言われまして、私も苔刈りを体験させていただきました。慣れると、面白いもんです。
今回の「苔刈り」に密着しつつ後藤さんにお話をお伺いした動画をまとめてYouTubeにアップしました。後藤さんの、あったかい庄内弁の響きにも注目です。どうぞご覧ください。
【庄内の風景。】酒田市 大沢地区在住・後藤正一さんの苔刈り@旧・大沢小グラウンド
後藤さん、もっけでした!!(訳:ありがとうございました、恐縮でした)
大沢コミュニティセンターでは、先週5月18日(金)の早朝に雷が落ちて、ブレーカーが落ちてしまうという事件が勃発しておりました。5月21日(月)になっても復旧せず、警報機が止まらない状態だったので、警備保障や電気会社の方に来ていただいて原因究明と復旧にあたっていました。
コミセン内の時計の設定で2階の放送室にも。
普段、大沢コミセンの2階と3階は一般の人は立ち入り禁止となっており、入ることができないのですが、この機会に2階と3階を見させていただきました。
そうしたら、大沢地区や八幡地域の歴史が詰まった数々の歴史的な物品がいっぱい。
▼何故か、本楯小学校の「校務章程」も。
▼レコード。
▼蓄音機。
▼アイロン。
▼大沢の地層のでき方。
▼大沢地区の学区地図。
今回は、見て写真を撮っただけですが、それぞれの物にどのような歴史があったのか、今度詳しく調べてみたいなとも思いますし、一般の方にも見ていただけるような形にすることができないか、探ってみようと思います。
▼酒田まつりの時に、大沢コミセンから酒田一中と酒田二中に貸し出していた大沢太鼓が、コミセンに返却されていました。
勤務終了後に産直ホワイトハウスへ。
今日も品切れでしたが、そのあたりから見えた夕日と鳥海山が綺麗でした。
翌日5月22日は、大沢コミュニティ振興会の会長、池田昭則さんが採った孟宗から奥さんが作ったメンマを持ってきてくださいました。
▼大沢コミュニティ振興会長・池田さん(左)と、事務局長・遠田清之さん(右)。
▼こちらが、孟宗から作られたメンマ。
ピリ辛の味付けで、んめけ〜!!!
酒のつまみ用にも1袋いただきました。
メンマを肴に、麓井の辛口酒を飲むひと時。至福です。
せば、まず。