【協力隊日記】大沢コミセンにて高齢者「安全教室」、八幡小学校「伝統文化クラブ」、大沢地区・地域づくり作業部会、旧・大沢小グラウンドのポールのロープ交換。
山形県酒田市の地域おこし協力隊、阿部彩人(@ayateck)です。
先日5月23日は、大沢コミュニティセンターにて「高齢者の安全教室」。大沢地区の高齢者の皆さんが多数参加。八幡駐在所の渡部さんにお越しいただきまして、交通安全や嘘電話詐欺防止のDVDを見たり、終わった後には宴会も。
大沢地区の高齢者の方々はとっても元気で、宴会もかなり盛り上がっておりました。
▼ちなみに、大沢コミセンには、雨漏りで鍾乳石みたいなものが出来ています。
そのうち、この鍾乳石によってここが観光地化するかも知れませんの。
その後、八幡小学校で、クラブ活動として「伝統文化クラブ」があるとのことで池田近さんからお誘いいただきまして、取材も兼ねて見学しに行きました。
6人の児童が参加しておりまして、最終的には獅子舞を発表するために、笛、太鼓、獅子舞というパートに分かれて練習をする方向で、今日はまず笛をふけるようになる練習。
▼笛を教えているのは、八幡地域に在住の村上さん。
▼この笛は、普通に買うと7〜8万円するとのことですが、日向地区の福山で、竹を使って作られたものだとのことです。
私も笛を吹いてみましたが、なかなか音が鳴らず、難しいものですね。
▼男子陣は獅子舞を希望のようで、最後にレクチャーを受けていました。
クラブでこのような地元の伝統文化が学べるというのは、素晴らしい取り組みですの。
▼八幡小学校にあった、「くまにあったら!!」という手作り冊子。
▼くまに会ったら、「大声をださない」
▼「あわてて走ってにげない」
▼「あぶないところをひとりであるかない」
などなど、熊に会った時の注意事項がいろいろ書かれている冊子。勉強になります。
5月24日夜は、大沢地区・地域づくり推進モデル事業の第1回作業部会が行われました。自治部会、環境衛生部会、社会福祉部会、教育文化部会という4つの部会に分かれての協議。
私は自治部会に参加しまして、世代間交流の推進や、地域資源の調査・研究と発信・活用、地域の安心・安全を守る施策などについて、取組内容や行動領域を話し合いました。
具体的な活動案も含め、かなり活発な議論が展開されて、これからの大沢地区を真剣に考える非常に密度の濃い時間になりました。今後も、大沢地区に住むことが「わぐわぐ」するような地域づくりを、住民の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
そして5月25日は、旧・大沢小グラウンドにある2本のポールのロープを交換。
大沢コミュニティ振興会の池田会長いわく、旧・大沢小学校時代からおそらく1度も交換したことが無いロープとのこと。しかし、老朽化で切れてしまっていたため、30年以上ぶりに新品のロープに替えることになりました。
▼このように、新旧2本のロープを、ビニールのチューブに通します。
▼火でビニールを溶かし、2本をつなげます。
▼つなげたロープを引っ張って回します。
古いロープを切って外し、新しいロープのみの状態にして固定します。
▼これが古いロープ。30年以上の錆びが。
▼このように、歴史を感じる錆びです。
ということで、2本のポールのロープが新しくなりました。これで6月3日の大沢地区運動会も無事に迎えられそうです。
▼ロープ交換の様子を動画にまとめてYouTubeにアップしました。ご覧ください。
【庄内の風景。】酒田市 旧・大沢小学校グラウンドにて30年以上ぶりとなるポールのロープ交換
せば、まず。