ayateck local kombu

ローカルから生まれた面白いもの、美味しいもの、素敵なものなど、独自の文化をお届けしていくブログ。

東京の離島・八丈島旅行記 【山あり、海あり、歴史あり。光るキノコと、夕日と、美味しいものと。】

東京都の離島・八丈島への旅行記。八丈島は伊豆諸島に属する島で、本州から南に287kmの位置にある。温暖ではあるが、8月の平均気温は26度ほどとそこまでべらぼうに暑くはならず、「常春の島」と呼ばれる。面積は東京の山手線の内側と同じぐらいだが、山あり、海あり、歴史あり。光るキノコと、夕日と、美味しいものと。さまざまな楽しさと感慨深さが満ち溢れた旅行になったので、これから記していきたい。

▼目次

羽田空港八丈島空港〜島の風景

f:id:ayateck:20170811094930j:plain夕方の飛行機で羽田空港から八丈島へ。移動時間は50分ほどと、意外とすぐ行ける。

f:id:ayateck:20170811094953j:plain八丈島空港に到着。「おじゃりやれ」は八丈島の方言で「いらっしゃい」の意。

f:id:ayateck:20170811070649j:plain八丈空港道路。道の両側にヤシもあり、南国の雰囲気を風景でも楽しめる。

f:id:ayateck:20170811070707j:plain山もあり。

f:id:ayateck:20170811070723j:plain島焼酎「鬼ごろし」の石碑と、遠くに見える八丈富士。

f:id:ayateck:20170811070737j:plain8月のピークシーズンであったためレンタカーが借りられず、やむなく自転車で移動。結構な距離と勾配があり、きつい。

フーズバー鯨家(くじらや)

f:id:ayateck:20170811070751j:plain1日目の晩飯は「くじらや」という隠れ家的なお店へ。

f:id:ayateck:20170811070819j:plainお店の中は古民家を改装した造りになっている。

f:id:ayateck:20170811070805j:plainあしたばのお浸し。青い味わいが口の中に広がり、美味。

f:id:ayateck:20170811070832j:plainなかなか入らず、ようやく入荷したというシイラのフライ。

f:id:ayateck:20170811070844j:plain原木しいたけのフライ。

f:id:ayateck:20170811070857j:plainこちらも味わい深く非常に美味しかった。

f:id:ayateck:20170811070911j:plainそして挑戦した、くさや。八丈島のくさやはそこまで臭くはなく、飽きのこない味。

何を食べても美味しくて、雰囲気も良いお店だった。

▼フーズバー鯨家
https://tabelog.com/tokyo/A1331/A133101/13141912/

住所:東京都八丈町大賀郷2382
TEL:04996-2-1919

「光るキノコ無料観察会」@八丈植物公園

その後、無料で光るキノコが観察できる「八丈植物公園」へ。

f:id:ayateck:20170811070924j:plainこのように、予想以上に光っており驚愕。フラッシュを焚かずにこのような写真が撮れる。光るキノコは何種類かあるらしいのであるが、今回見られたのは「ヤコウタケ」という種類。寿命はわずか3日ほどとのことである。

▼八丈植物公園
http://hatijo.com/asobu/shokubutu.html
住所:東京都八丈町大賀郷1104
入場料金:敷地内入場無料

▼「光るキノコ無料観察会」詳細はこちら。
http://www.hachijo-vc.com/observe.php

日程:2017年7月20日(木)~8月31日(木)
受付時間:19:20〜20:00
開催時間:19:30~20:30

観察会の後、八丈植物公園から宿泊先のある三根という地区まで自転車で4kmほどの道のりを自転車で帰宅。島内の移動はそこそこな距離があるのと道の勾配も結構あるため、自転車だとかなり大変であった。レンタカーの予約はお早めに行うことをオススメする。

1日目はこれにて終了。

底土海水浴場

2日目は、宿泊先の近くにあった底土海水浴場へ。

f:id:ayateck:20170811070937j:plain海の家でシュノーケルなどを借りて、魚を見たりなど。午前中は海水が冷たかったが、様々な魚やカニなどが見られて楽しめた。海の家では、有料で荷物のクロークも。また、海水浴場の入り口近くには無料の更衣室とシャワーのある建物もあった。

そして、2日目は幸運にもレンタカーを借りることができたため、車で移動。

ふれあい牧場

ふれあい牧場へ。八丈富士を望む。

f:id:ayateck:20170811071008j:plain

f:id:ayateck:20170811070952j:plain牛が放牧されており、のどかな風景を楽しめた。

▼ふれあい牧場
http://hatijo.com/asobu/hureaii.html

住所:〒100-1401 東京都八丈島八丈町大賀郷2843
入園料:無料
休園日:なし

神止山の防空壕

今回、八丈島に行きたいと思ったきっかけは、筆者の祖父が太平洋戦争の時に八丈島に赴任しており、筆者が幼い頃に戦時中の八丈島の話をよく聞いていた記憶。その戦争の痕跡を見たいという気持ちもあり、神止山に防空壕が多数あるという情報を得て行ってみた。

しかし、神止山の麓あたりに車を駐めて見みたはいいものの、防空壕がどこにあるかわからず、そこで畑仕事をしていたおじさんに「迷子?」と声をかけられる。

f:id:ayateck:20170811071025j:plainおじさんが作っていて収穫したばかりの野菜を見せてくださった。

f:id:ayateck:20170811071040j:plainしかも、オクラ(八丈島では「ネリ」と呼ぶらしい)をいただいて、生で食べる。柔らかくて美味かった。八丈島のオクラは、六角形ではなく丸い。

そして、おじさんが防空壕の場所を教えてくださるというので、道無き道をおじさんの車についていくことに。

f:id:ayateck:20170811071800j:plain

f:id:ayateck:20170811094256j:plainものすごい場所で下車。そして、ジャングルのような道なき道へ進む。

f:id:ayateck:20170811071816j:plain

f:id:ayateck:20170811071823j:plain悪戦苦闘。

f:id:ayateck:20170811071833j:plainかき分け進む。

f:id:ayateck:20170811071841j:plainそして、辿り着いた防空壕

f:id:ayateck:20170811071055j:plainこんな感じで、防空壕は口を開けていた。ひんやりとした空気が漂っていた。おじさんによると、防空壕は神止山のそこかしこにたくさんあるらしい。が、地元の人の案内が無いと、なかなか辿り着けないだろう。

ふるさと村・玉石垣

そして、ふるさと村の古民家へ。

f:id:ayateck:20170811071126j:plain明治初期に建てられた民家を修復して、無料で一般公開されている。

f:id:ayateck:20170811071143j:plain高床式倉庫も見ることができる。

f:id:ayateck:20170811071158j:plain古民家に常駐(?)するおばちゃんたちに招かれ、ジャガイモや茶を無料でいただく。

f:id:ayateck:20170811071215j:plainジャガイモは、塩ゆでにしただけだということだったが、めちゃくちゃ美味かった。

f:id:ayateck:20170811071230j:plain茅葺き屋根保全で、火を焚いている。

f:id:ayateck:20170811071244j:plain古民家にある八丈太鼓を叩くこともできる。

ゆったりできて、地元のおばあちゃん達との会話も楽しめるし、八丈島の昔ながらの生活も知ることができるスポット。

▼ふれあい村
http://hatijo.com/asobu/tamaisi.html

住所:東京都八丈町大賀郷1104
入場料金:敷地内入場無料 

f:id:ayateck:20170811071259j:plainふるさと村の付近では、歴史的な「玉石垣」を見ることができる。八丈島は昔から暴風雨が多かったため、住居を守るために流人が溶岩または玉石の石垣を築いたとのことである。

裏見ヶ滝

ふるさと村からさらに南下し、裏見ヶ滝へ。駐車場に車を駐め、入り口から遊歩道を5分ほど歩いて到着。

f:id:ayateck:20170811071316j:plain滝を裏側から見ることができる。

▼裏見ヶ滝
http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=23361260

住所:東京都八丈町中之郷
料金:無料

滝の入口そばには、入浴無料の裏見ヶ滝温泉(混浴のため要水着着用)もあるが、今回は他の温泉、「みはらしの湯」に行きたかったためパス。

みはらしの湯

太平洋を一望できる露天風呂がある温泉、みはらしの湯へ。

f:id:ayateck:20170811071332j:plainすてきな景色を見ながら、いい温泉に浸かることができて大満足。

▼みはらしの湯
http://hatijo.com/asobu/miharasi.html

住所:東京都八丈島八丈町末吉581−1
定休日:火曜日(祝日、夏期、年末年始等は休まず営業します)
時間:午前10時30分~午後9時30分
TEL:04996-8-1933
料金:当日券500円

登龍峠(のぼりょうとうげ)

みはらしの湯から北上し、登龍峠へ。

f:id:ayateck:20170811071349j:plain若干、靄がかかっていて、八丈富士と八丈小島は鮮明には見られなかった。

f:id:ayateck:20170811071403j:plain強風で日傘をやられる妻。

スーパー「八丈ストア」

買い物でスーパー「八丈ストア」へ。

f:id:ayateck:20170811071432j:plain野菜は不作だったらしく、ねり(オクラ)がこの値段。

f:id:ayateck:20170811071418j:plain

ペヨング」ソースやきそば。笑。

f:id:ayateck:20170811071449j:plain島焼酎もたくさん。

南原千畳敷での夕日

ふるさと村のおばちゃんから、夕日が綺麗だとの情報を得た南原千畳敷へ。

f:id:ayateck:20170811071607j:plain

f:id:ayateck:20170811071621j:plain駐車場の向かいにあるカフェにて、コーヒーを飲みながら夕日を望める贅沢。

f:id:ayateck:20170811071503j:plain

f:id:ayateck:20170811071514j:plain

f:id:ayateck:20170811071527j:plainカフェ店主のおじさん曰く、この日は海の上に少し靄がかかっており、思ったよりも夕日はイマイチだったとのこと。それでもこの景色。八丈島は雨が多く、晴れて綺麗な夕焼けが見られることはそこまで頻繁はないが、全く違う景色が見られて日々感動できるとのこと。

f:id:ayateck:20170811071539j:plainこのように八丈小島の後ろに沈む夕日を見ることができた。

f:id:ayateck:20170811071552j:plain駐車場向かいのカフェは、オープンしてまだ1ヶ月(2017年8月現在)とのこと。店主のおじさんのトークと、夕日が楽しめます。

▼南原千畳敷
http://hatijo.com/asobu/nanbara.html

住所:東京都八丈町大賀郷
定休日:なし
料金:無料 

八丈島郷土料理「梁山泊

夜は八丈島郷土料理のお店「梁山泊」へ。人気店のため、席を予約して行った。

f:id:ayateck:20170811071634j:plain

f:id:ayateck:20170811071648j:plain島の刺身とビール。

f:id:ayateck:20170811071702j:plainオクラ(ネリ)の天ぷら。

f:id:ayateck:20170811071905j:plainあしたばビール。

f:id:ayateck:20170811071731j:plain島焼酎の数々。「島流し」という焼酎を呑んだ。

f:id:ayateck:20170811071747j:plain島寿司は事前の予約が必要。

f:id:ayateck:20170811071858j:plain青海亀の煮込み。

食べ物もお酒も、どれも美味かった!

▼八丈郷土料理「梁山泊
https://tabelog.com/tokyo/A1331/A133101/13053819/

住所:東京都八丈町三根1672
TEL:04996-2-0631
営業時間:17:30~23:00(L.O 22:30)
定休日:日曜日・不定休

近くにあった「あそこ寿司」というお店も気になった。

f:id:ayateck:20170811071847j:plain八丈島に今度来た際には、ぜひ行ってみたい。

ということで2日目はこれにて終了。

八丈島空港にて漫画「流されて八丈島」を購入〜帰宅

翌朝、八丈島空港から朝イチの飛行機で羽田へ。

f:id:ayateck:20170811071914j:plain八丈島空港の売店に「流されて八丈島」という漫画があったので思わず購入。

f:id:ayateck:20170811071927j:plain八丈島に移住した漫画家・やよいさんが執筆しているそうで、面白い。

2017年8月現在で5巻発売されている。Amazonでは、Kindleでも読むことが可能なのでぜひ読んでみて欲しい。

f:id:ayateck:20170811071935j:plain三鷹の自宅に戻ってきて、八丈ストアで自らのお土産として買ってきた島焼酎「島の華」を水割りにて。ほどよい甘さと香りがあり、美味い。

ということで、短い滞在ながらも、ものすごく満喫することができた八丈島。行って良かった。東京から飛行機で1時間弱だし、山も海もあり、景色や食べ物や温泉など、楽しめるスポットがたくさんある。島の人は、「何も無い島だけど、それがいい」と言っていたけど、私にしてみたら、こんなにもたくさんの自然や歴史があり、美味しいものや観光スポットも多々ある、とても豊かな島だと思った。ぜひ、行ってみて楽しんでいただきたい島である。

個人的には、祖父が太平洋戦争の時に日々を過ごしていた八丈島の風土と人の温かさに触れることができ、感慨深いものもあった。祖父が連れてきてくれた島。また行きたいなあ。八丈島