【協力隊日記】酒田市 八幡地域「月刊きょうりょくたい」印刷、防災資機材庫点検、酒田市&庄内町・協力隊合同イベントのプロモ動画撮影など。
どうも、もっけです。山形県酒田市の地域おこし協力隊、阿部彩人(@ayateck)です。
昨日は酒田市・八幡総合支所にて、日向地区の地域おこし協力隊・庄司和樹くんと一緒に、月1回発行している八幡の協力隊活動の広報紙「月刊きょうりょくたい」を印刷。
この広報紙は、八幡地域の全戸1,833世帯に配布されます。
▼こちらが今月号の内容。私・阿部彩人のご紹介も載せていただきました。来月以降、庄司和樹くんと一緒に協力しながら紙面を作っていきたいと思います!
そして本日は、朝から大沢コミュニティセンターにて、酒田市役所の担当者による「防災資機材庫点検」。まずは、旧・大沢小のグラウンドで、衛星電話のチェック。
▼左から、酒田市役所の池田さんと後藤さん、大沢コミュニティ振興会の副会長・後藤正一さん(我が家の大家さん)と会長・池田昭則さん。
衛星電話は、問題なく通話できました。
大沢コミュニティセンター内の防災資機材が置いてある部屋にて、各アイテムが問題なく備えられているかどうかを、酒田市役所の方がリストでチェック。
▼石油ストーブもあります。
問題なく、すべての資機材が備えられていることをご確認いただきました。
午後からは、酒田市&庄内町・地域おこし協力隊合同イベント「~IROTORI×ドッジボール~」のプロモーション動画撮影へ。
様々な地域の人たちが「色」でつながることができるようにと企画されたイベント。
第3回となる今回は、6月9日(土)AM10時より、酒田市平田地域・田沢の「ピクニックランド」にて開催。僕は「DO IT 2018」に行くため残念ながら当日は参加できないのですが、プロモ動画撮影に協力させていただきました。
色のついたドッジボールで、子供の頃のような気分で盛り上がれる企画です。
▼赤色にまみれる、庄司和樹くん。
▼イベントを主催している、酒田市&庄内町の地域おこし協力隊メンバー。左から、酒田市平田地域の能美 智行くん、八幡地域の庄司和樹くん、庄内町の栗原 麗人くん、竹嶋 碧さん。
かなりいい映像が撮れましたので、プロモーション動画の完成をお楽しみにお待ちください!
▼イベント告知のコメント動画を公開いたしましたので御覧ください。
▼Facebookのイベントページはこちら。
https://www.facebook.com/events/264932920715709/
ぜひ、地域を越えてご参加ください!6/9(土)10時開始で13時には終了予定ですので、終わってから「DO IT 2018」に行くことも可能です笑。
夜は、大沢コミュニティセンターの旧・大沢小学校の体育館で毎週行われている、大沢地区の小学生による大沢清流太鼓の練習を見学。
力みなぎる演奏が、ぐっと心に響いてきました。この太鼓を指導している大沢地区在住・荒生慎次さんへのインタビュー動画や、お子さん達による演奏の動画は後日アップいたしますのでお楽しみに。
せば、まず(では、また)。
【協力隊日記】酒田市 平田地域・田沢新田で開催の「孟宗祭り」で、んめ〜孟宗汁や、竹とんぼ飛ばしなど。
昨日5月13日は、酒田市平田地域・田沢新田の「ピクニックランド」にて開催の「孟宗祭り」へ。
漆曽根の実家の孟宗汁は孟宗・油揚げ・ミツバのみのシンプルな具材なのですが、田沢のは豚肉や山菜なども入って、具の種類が多くてこちらも美味しい孟宗汁でした!
食堂には、お蕎麦などを食べる方々もたくさん。
二見盛り(そばとむぎきり)を注文。ボリュームたっぷりですが、これで500円(孟宗汁の購入に伴って100円引きだったので400円)。んめけ〜!
▼孟宗汁とのセットで購入した竹とんぼ。田沢新田の自治会長・石井さんが手作りで作っているもので、1日に3本までしか作れないとのこと。
竹とんぼ飛ばし体験にも挑戦。後ろで見守ってくださっているのが、田沢新田の自治会長・石井さん。
▼最初はなかなか飛ばなかったのですが、自治会長さんから直々の手ほどきを受けて何回か練習するうちに上達して、結構飛ぶようになりました。
その後、「孟宗祭り」を後にして、以前に酒田で古着屋ミッシェルやライブハウス「flavor」を営んでいた本間さんが「まつやま会館」1Fロビーでミッシェルを期間限定で営業しているとのことで、ご挨拶に行ってきました。
本間さんはお元気そうでした。
5/26、27も13:15〜16:45まで営業で、レディース商品のみのお取り扱いとのこと。
▼写真は本間さんのFacebookからお借りしました。
男性のみでの来店はご遠慮くださいとのことですが、女性の方はぜひどうぞです。
漆曽根の実家に行くと、犬のマロが、へちゃぶれで(つぶれて)いた。
昨日の夕方の鳥海山。
田植え作業をひと休みしている人たちが集まって、一服している風景など。
田植え作業は、今週あたりが本格的になってきています。
さて、東京に在住していた時に大変お世話になっておりました、東京×東北情報バラエティー「東北わくわく情報局」のFacebookページで、私・阿部彩人が特派員として酒田日記を更新中です。このブログに載っている情報が中心になりますが。
「東京×東北情報バラエティー『東北わくわく情報局』」Facebookページ
また、私と全く同じ時期の5月1日から秋田県三種町に地域おこし協力隊としてJターンした、湯沢晃平さんの三種日記も、上記Facebookページで更新してますのでそちらもぜひチェックしてみてください!
せば、まず(では、また。)。
【協力隊日記】酒田市日向地区の「Nico nico マルシェ」が面白かった!酒田hopeでいいライブを見たり。
どうも、もっけです。山形県酒田市の地域おこし協力隊、阿部彩人(@ayateck)です。
昨日5月12日は、大沢地区のお隣、日向地区の日向コミュニティセンターで開催の「Nico nico マルシェ」に行ってきました。今回で5回目の開催とのこと。笹巻づくりや孟宗掘り、地域探検などの体験や、旬の食べ物・草餅・小物雑貨・東北公益文科大学の学生さんの販売コーナー、リフレッシュコーナーなど盛りだくさん。
まずは、「いきものマスターと地域探検」に同行させていただきました。
いきものマスター・長船裕紀さん、猛禽類保護センター・本間憲一さん、日向地区地域おこし協力隊・庄司和樹さんと一緒に、日向地区の色んな場所に棲む生き物の観察など。
まずは、日向地区の田んぼ脇の水路を網ですくって、とれた生き物を観察。
小さな魚や、ドジョウなどがたくさんいました。
▼いきものマスター・長船裕紀さん(右)と、猛禽類保護センター・本間憲一さん(左)。長船さんが持っているのは、マドジョウ。
こちらがマドジョウ。
他にも、ホトケドジョウやシマドジョウもこの水路に生息しています。
トノサマガエルもいらっしゃいました。
その後、場所を移動しまして、沼や川の生き物を観察。
▼サンショウウオの卵も。
▼イモリもいらっしゃいました。
▼その後、山の方に移動しまして、双眼鏡で野鳥の観察なども。サシバ、クマタカ、トビなどが見られました。景色も綺麗で、鳥海山も見えていい場所でした!
▼その後、日向コミュニティセンターに戻って、おさらいなど。今日の地域探検で見ることができた生き物はこんなにいらっしゃいました。
▼最後は、主催の日向地区・地域おこし協力隊の庄司和樹くんからご挨拶。
日向地区には、貴重なものも含めあれだけの生き物が生息しているということが勉強でき、面白い体験でした。ありがとうございました!
▼マルシェでは、新鮮な孟宗や山菜などがたくさん。
▼庄内産のいちごも。
▼孟宗汁が100円でしたので食べることに。
▼孟宗汁と、日向コミュニティ振興会・小松会長が作る鳳来そばを食べる。どちらも、んめけ〜!!!
鳳来そばは、日向地区の湯ノ台にある「手打ちそば 鳳来」にて食べることができます。
▼午後から孟宗掘りに参加しようと思ったら、午前の部で孟宗を採り尽くしてしまったので受付終了とのこと。残念!
▼午前の部で採った孟宗がこちら。たくさんです。
▼移動販売車もいろいろ。
▼その中で、自家焙煎珈琲の「蜩(ひぐらし)」へ。
▼だだちゃ豆珈琲と、「NBA」というノンアルコールビールに珈琲で味と色を付けた飲み物を購入。
▼「NBA」は、珈琲の香りが絶妙にノンアルビールに合って、初めての味でしたが美味しかった!
「Nico nico マルシェ」、様々な体験や美味しいものがたくさんで、面白かったです!
そして、八幡地域の定禅寺地区で「レンタカート庄内」という、F-KART(公道を走れる50ccカート)レンタルをしている堀さんが所有するカートに乗せていただきました。このカートは輸入品で、堀さんが1台50万円で購入し、5台所有しているとのこと。
▼まずは、日向コミセンのグラウンドで試走。
▼グラウンドで試走した際の動画。楽しっけ〜!!
結構スピードが出て、めちゃくちゃおもしろかった!!新しい遊びの形ですの〜。
▼地域おこし協力隊の庄司和樹くんもカートに挑戦。
グラウンドで試走した後、公道へ。
▼戻ってきた庄司和樹くん。めちゃくちゃ楽しそうでした笑。
▼「レンタカート庄内」の詳細は、ホームページをご覧ください。また乗りたい!
夕方から実家の漆曽根へ。鳥海山が綺麗。
水が入った田んぼに逆さの鳥海山が映ってます。
夜は、酒田のバンドSTAND ALONEが主催する、酒田hopeで開催のイベントへ。
▼STAND ALONEのライブ、素晴らしかった!
▼酒田のザ・トイレットロールズのCDを購入。
▼そして、STAND ALONEのCDも購入。
酒田の音楽シーン、若手が頑張ってるし中堅どころもしっかり活動してるし凄く面白いなあと思います。
▼来週からは、6/9(土)開催の「DO IT 2018」に向けた入場無料のプレイベントが3週連続で開催。こちらも楽しみですの〜。
ということで、酒田での生活はまだ2週間ですが、とても充実しております。
そして、hopeでのライブを観て、バンドやりたい熱が非常に高まってまいりました。
ここ庄内で、バンドを始めたいと思っております。色々、動き出しますよ〜。
やっぱり酒田最高。帰ってきて、いがった〜。
【協力隊日記】大家さんから孟宗筍とミズをいただき、実家でうまうまと食べる。
どうも、もっけです。山形県酒田市の地域おこし協力隊、阿部彩人(@ayateck)です。
実家から見えた今朝の鳥海山。綺麗です。
昨日は勤務地の大沢コミュニティセンターに、大沢の自宅の大家である後藤さん(大沢コミュニティ振興会の副会長)がいらっしゃって、「今朝、山で採ってきた〜。喧嘩しねで、みんなで分げれ〜!」とのことで、採りたての孟宗筍とミズをいただきました。
どちらも美味そう!!!孟宗筍、太い!!
ということで、漆曽根の実家に持ってきまして、母が孟宗筍の処理を。
そして、今朝の朝ごはんにならびました。孟宗汁と、ミズの水炒めなど。
我が家の孟宗汁の具は、孟宗筍と、油揚げと、ミツバ。シンプル・イズ・ベスト。
孟宗筍、やっこぐで(柔らかくて)、んめけ〜!!!
この時期の筍や山菜など、採りたての旬の味覚をすぐに食べることができる贅沢さ。やっぱり、酒田さ帰ってきて、ほんとで、いがった〜(良かった)。
【協力隊日記】山形県酒田市の大沢コミュニティセンターにて勤務開始。大沢地区が無火災3000日で表彰。
どうも、もっけです。山形県酒田市の地域おこし協力隊、阿部彩人(@ayateck)です。
5月1日より出勤していた酒田市・八幡総合支所での研修を終えまして、昨日5月10日から八幡地域・大沢地区の大沢コミュニティセンター(旧・大沢小学校)に勤務開始しております。
大沢の自宅から勤務地の大沢コミュニティセンターまでは約200m。歩いても2〜3分ぐらいですし、車だと15秒ぐらい。協力隊としての始業時間は朝9時になるのですが、極端な話、8時58分ぐらいに家を出ても間に合います。
旧・大沢小学校の図工室だった部屋が事務室になっております。
大沢地区が2018年5月5日で無火災3000日を達成しまして、この日は大沢コミュニティセンターにて、大沢コミュニティ振興会と酒田市消防団第19分団が、酒田地区広域行政組合消防本部より表彰されました。
▼大沢コミュニティ振興会の池田昭則会長。
▼左から、大沢コミュニティ振興会の副会長で私の住居の大家さん・後藤正一さん、会長・池田昭則さん、消防団分団長で荒生木材社長の荒生精一さん。
▼こちらが表彰状です。
2010年2月15日の小屋火災以降、約8年余りに渡る無火災ということで、酒田地区広域行政組合消防本部が管轄する酒田市・遊佐町・庄内町では5番目に長い記録とのこと。
▼大沢コミュニティ振興会の池田昭則会長のご挨拶動画(Instagramに飛びます)。
池田会長のご挨拶の内容は以下の通り。
大沢地区は世帯数208戸、人口608人、自治会数12と小規模ではありますがコミュニティ振興会・地区消防団・自治会が連携をとりながら防災活動をしています。
一つ目は4年に1回、地区全戸対象の防災訓練の実施
二つ目は自治会ち消防団が主体となり、火災報知器の設置促進
三つ目は消防団による定期的巡回、点検
四つ目は高齢者対象の消火器使用訓練の実施
最後に自治会における空き家の見守り等です。
これからも防火意識の高揚に努め、更なる無火災記録を続けて行きたいと思います。今後もご指導よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
約8年余りに渡る無火災、素晴らしいですの。
次は、あと1年半ちょっとで無火災10年という表彰になるそうです。
協力隊としての勤務時間は1日6時間で、16時までの勤務。夕方からの時間が自由に使えるのはとても嬉しいです。
勤務終了後、最近4日ほど連続で行っている酒田市安田のあたりにある産直ホワイトハウス。
毎回夕方に行ってるのですが、全品が既に売れてしまっていてまだ購入できておりません。朝早くに今度行ってみようかの〜。
夕方に、漆曽根1区にある実家近くで見えた夕焼け。
夜は、実家の本家の当主・阿部 優(ゆたか)さんに、農村部の家の呼び名である「屋号」についてお話を伺ってきました。面白いお話が色々聞けましたので、詳しくは後日ブログにまとめます。
ちなみに本家は祖先の初代が惣三郎さんなので、それがなまって「そんざぶろ」という屋号。私の実家は分家なので、分家を意味する「いもぢ」という言葉が付いて、「そんざぶろいもぢ」という屋号です。
そして、優さんが持っていた、酒田市合併村史 第三巻(北平田村、中平田村、東平田村)をお借りしました。
この資料によると、漆曽根は、弘安年間(西暦1278年〜1288年)に曽根という郷士が興野を開拓して漆の木を植えたことから出来たと言われているそうです。ですので、700年以上に渡る歴史がある集落ということになります。
そのような漆曽根1区の歴史や「屋号」について、ブログにまとめてアップしますのでお楽しみに。
夜は、大沢の家に帰って、八幡の地酒「麓井」を飲みながら酒田市合併村史を読んで楽しい夜を過ごしておりました。一人酒も、いいもんです。それでは、また。
高さ63m!山形県酒田市の「玉簾の滝」が豪快かつ壮麗すぎる。期間限定ライトアップも。
山形県酒田市の八幡地域・日向地区の升田という集落にある「玉簾の滝」に行ってきました。
高さ63mというサイズもさることながら、断崖絶壁から垂直に落下するさまは豪快かつ壮麗。平安時代初期の西暦808年(大同3年)に、弘法大師(空海上人)が発見したと言い伝えられている滝です。
2018年は、4/28〜5/6のGW期間と、8/11〜8/19の夏期間の日没後に午後10時までライトアップされます。
酒田から玉簾の滝へは、車で向かうのが一般的。酒田の市街地からは40分ほどかかります。その道中で、否が応でも目に入るのが、この看板。
「ここが下黒川だ!」
そして、さらに車を進めると・・・。
「ここも下黒川だ!」
この2つの看板により、「下黒川」という集落の名前が頭から離れなくなるのであります。
さらに車で約20分ほど進むと、玉簾の滝の駐車場に着きます。駐車場からは、天気が良ければ鳥海山も見えます。
駐車場にある、産直ららら。
「夜の営業は、六時半分〜九時となります。」
「六時半」と打とうとして、「六時半分」と変換されちゃったのでしょうか。
産直らららの営業時間とライトアップ期間は、以下の通り。
鳥海山・飛島ジオパークのジオサイトとしても登録されています。
まずは、まだライトアップされていない夕方の時間帯に行ってみました。
駐車場から滝までは徒歩で約7分。舗装されていない砂利道の方を歩くと、その途中にある「目洗石」という大きな石。
そのそばには、「座禅石」という、弘法大師が座禅されたといわれる石も。
GW期間は、このように桜もかなり綺麗に咲いております。
玉簾の滝の由来と、滝のそばにある御嶽神社の由来。
こちらが御嶽神社。
このように、千年杉の大木(御神木)も。幹周りは5m30cm。
そして、目の前に急に現れる、玉簾の滝。高さ63mの断崖絶壁から落下する様は、ただただ圧倒的。
スタート地点付近には、棚田も。鳥海山が見えます。
その後、日没後に再度訪れてみることに。桜も幻想的な色合いで迎え入れてくれます。
そして、夜も御嶽神社。
ライトアップされた玉簾の滝がこちら。
神々しい壮麗さが、ライトアップによってさらに増しています。
ということで、酒田市の玉簾の滝。神聖な雰囲気の中、豪快かつ壮麗な滝を見ながら水しぶきを浴びることで、身も心も洗われるオススメスポットです。ライトアップ期間は、ぜひ夜に行ってみましょう。
ちなみに、芋煮ソング「芋煮 de ハーモニー」Music Videoでも、御嶽神社と玉簾の滝がロケ地として使用されています。
山形県酒田市にUターン移住し、地域おこし協力隊に着任しました。住むことになった、大沢地区の家がでかすぎる!
どうも、もっけです。阿部彩人(@ayateck)です。だいぶご無沙汰な投稿になってしまいましたが、このたび、大学進学から19年間を過ごした東京を後にしまして、故郷である山形県酒田市にUターン移住しました。本日5月1日から酒田市の八幡地域・大沢地区の地域おこし協力隊として着任。最長で3年間の任期になります。
今回、東京で7年半の結婚生活を送ってきた妻と別れることになり、私1人でUターンすることになりました。7年半の年月の中で、それぞれの価値観や考え方の違い、人生観の違いが大きくなっていったことにより、2人で同じ未来を描くことが出来なくなってしまいました。話し合った結果、お互いにこれからより良い人生を歩んでいくためには、それぞれの道を進んでいった方が良いという決断に至りました。
私の実家は、酒田市の漆曽根という地区にあります。実家からは、山形と秋田の県境にある鳥海山が綺麗に見えます。
地域おこし協力隊に着任する大沢地区は、実家のある漆曽根から車で20分ぐらいの距離ですが、協力隊として活動するにあたり、原則として大沢地区に住むことになります。で、酒田市役所と大沢地区の方々が探してくださった住居が、空き家となっていたこちらの家。
で、でかすぎる!!!!
大丈夫なんでしょうか。私1人で暮らすことになるのですが。立派すぎやしませんか。
家には家具一式や食器など、住むにあたり必要なものは全部揃っています。
台所の水道は、普通の水道と「山水道」という山の水道があり、山水道は24時間流れっぱなしということ。
冷たくて美味しい水がいつでも飲めます。
電動の温水器もあって、お湯はガス代がかからず快適。
テレビ付の居間もあります。
2階には、和室と洋室の居住スペースも。
廊下も広いですし、洗濯物も干し放題です。
大家さんの後藤さんご夫妻。
とってもあったかくて楽しい人たちで、愉快に暮らしていけそうです。
表札を作らないといけないので、筆ペンにて即席で作りました。
普段の字はめちゃくちゃ汚いのですが、小学生時代に習字をやってたこともあり、まあまあ見れる形に。
大沢の家からは、山に「大」という文字が見えるのですが、地元の人たちが毎年草を刈って、文字が見えるように維持しているそうです。
両親と一緒に、大家さんご夫妻のお住まいに挨拶に行ったところ、ご主人が山に行って採ってきたばかりの、山菜のウドとシドゲをたくさんいただきました。
その夜は実家にて、大家さんからいただいたウドとシドゲをいただきました。とにかく香り立つ味が素晴らしくて、んめ〜山菜でした!
で、本日5月1日は、酒田市役所にて着任式。副市長から任用通知をいただいて懇談する式でした。
その懇談の場で、私が企画した芋煮の魅力を発信する芋煮ソング「芋煮 de ハーモニー」Music Videoをタブレットで視聴する流れに。副市長にも喜んでいただけて、良かったです。
「芋煮 de ハーモニー」Music Video - "Imoni de Harmony"
また、今日は、八幡の一條地区にある八幡神社と、観音寺地区にある飛澤神社のお祭り。八幡を流れる荒瀬川には、鯉のぼりがかかっていました。
八幡神社では、クライマックスとして18時頃から「作占い鳥居超え」というイベントが行われますので、勤務が終わった後に観に行きました。
江戸時代に大名行列の供先を務めた「奴」(やっこ)の姿に扮した若者たちが、町をくねり歩く「奴振り」から、最後に八幡神社に戻ってきて行われるのが「作占い鳥居超え」。大鳥毛を投げ、鳥居を越して上手くキャッチできると、その年が豊作になるという言い伝えがあります。
数百人という数の地元の観衆が集まっていました。
その「作占い鳥居超え」の動画です。
見事にキャッチ成功!!とても盛り上がりました。
地域の若者たちが中心になって作り上げ、それを応援する地域住民の人たち。そこには、熱くて美しい空間がありました。少しの時間しか見ることが出来ませんでしたが、来年は、このお祭りの歴史をもっと深く調べるとともに、祭りの全貌をご紹介できるようにしたいと思います。
これを機に、このブログのタイトルを「ayateck Local Stories」というタイトルに変更します。日本の地方には、先人たちによって脈々と受け継がれてきた歴史があり、過去から現在そして未来へと続くストーリーがあります。それらを、一つひとつ紐解いていきながら、今まで世の中になかなか知られてこなかったものも含め、これから皆さんにお届けしていきます。これからもよろしくお願いいたします。